6/2（日）ブルゴーニュ2008年会を開催しました
高田馬場のイタリアンでブルゴーニュ2008年会を開催しました。
参加人数は12名で会費15000円でした。お料理内容はコース4品＋BYOプランで5000円です。
前半の泡と白 後半の赤
前菜盛り合わせ ホタテとアボカドのタルタル ナスとモッツアレラのトマトソーススパゲッティ イベリコ豚のグリル
お料理
1) 前菜盛り合わせ
2) ホタテとアボカドのタルタル
3) ナスとモッツァレラのトマトソーススパゲッティ
4) イベリコ豚のグリル
ワインリスト
1) N.V. Infinite Eight Champagne Brut Cuvee No8
2) 2008 Leroy Bourgogne Blanc
3) 2008 Jean Marc Boillot Meursault
4) 2008 Joseph Faiveley Meurasult 1er Blagny
5) 2008 Chateau de Chorey Beaune 1er Domaine de Saux
6) 2008 Montille Beaune 1er Les Perrieres
7) 2008 Herve Sigaut Chambolle Musigny 1er Chatelots
8) 2008 Confuron Cotetidot Vosne Romanee
9) 2008 Emanuel Rouget Vosne Romanee
10) 2008 Comte George de Vogue Chambolle Musigny
11) 2008 Louis Roederer Champagne Brut Rose
今回は令和元年初の本格ワイン会ということで０８にこだわったワインを揃えてみました。乾杯の泡はインフィニットエイト、飲むのは初めてでしたが、見た目優先かと思いきや、味わいはフレッシュで瑞々しさがありながらボリューム感と柔らかさがあり予想外に佳作でした。人数が増えたので、泡をもう一つルイロデのミレジムロゼ、チャーミングなベリーと華やかなバラの優雅な香りに凛とした心地よい酸味のバランスが絶妙な味わい。前半の白はACブルながらルロワとラモネの贅沢な飲み比べ、どちらも味わいのスケールは小さいながら香りに固有の特徴が出ていて、ルロワは火打石と白い花と花梨の香、ラモネはナッツとローストした樽とまったり熟したやき林檎の香でいい感じの比較になりました。フェヴレはさすがに1級のスケール感はあってポテンシャルは感じましたが香りが閉じていてまだ若く本領発揮にいたらず。
前半で結構テンションが上がったので後半赤も期待大です。まずはショレのボーヌ、黒い果実と土やミントの香に、やや強めの酸と軽めの味わい。モンティーユのボーヌは赤いチャーミングなベリーとバラの香り、ボディは細いがエレガントにまとまった岩清水のような可憐さ、薄旨シャンボール系。シゴーのCMは赤いベリーにバランスよいミディアムな酒質でお手頃値段の割には頑張ってます感あり。コトテドVRは赤黒果実にオリエンタルハーブと薔薇、フェノール系の香り。ミディアムボディで心地よいタンニン感あり。期待のルジェは残念ながらブで（泣）、ヴォギュエはいつものように村名ながらグランクリュ級のスケール感あふれる別次元の中身の詰まったメインにふさわしい説得力ある味わい。
2008年のブルゴーニュは高くは評価されていない年ですが今飲んでまだ枯れ感ないフレッシュさと程よく落ち着いて丸みのあるバランスのよい中量級の味わいで十分満足がいくし、これから寝かせてもまだまだ飲み頃ピークは先にある、そんなヴィンテージの個性かなと思われます。