3/2(土)ブルゴーニュ95年会を開催しました
新橋のイタリアンでブルゴーニュ95年会を開催しました。参加人数は11名で会費は15500円です。お料理はお任せコース4品で持ち込み料込で5000円の内容でした。
コース料理内容
①.小海老と小柱と晩白柚のマリネ
②.カレイと小松菜のズッパ
③.鴨スモークとキャベツのペンネ
④.大山地鶏のポルペッタ かぼちゃのソース
ワインリスト
1) NV Henri Giraud Champagne Esprit de Giraud Brut (OLD) 2本
2) 2005 Louis Jadot Puligny Montrachet
3) 2005 Lefraive Puligny Montrachet
4) 2010 Francois Carillon Puligny Montrachet Les Perrieres
5) 1995 Louis Jadot Santenay Clos de Malte
6) 1995 Fabris Martin Vosne Romanee
7) 1995 Jayer-Gilles Nuits St. Georges Les Hauts Poirets
8) 1995 Jean-Jacques Confuron Nuits St. Georges Les Chaboeufs
9) 1995 Comte de Vogue Chambolle-Musigny
10) 1995 Charles Noellat Charmes Chambertin
乾杯用泡はアンリジロー入門版エスプリの一昔前のロット、熟成によりイエローゴールドの色調にタルトや花蜜の甘やかな香に酸が柔らかく溶け込んだ旨味溢れる味わいに変化してました。とてもスタンダードクラスとは思えない変貌ぶりです。
前半の白はピュリニー飲み比べですが、05年はしっかりした果実味で凛としたピュリニーらしいミネラルは控えめ、2)ジャドと3)ルフレーヴは2倍の価格差ほど味わいに大差は無く、ジャド大健闘です。 05年白はいずれもまだまだフレッシュ。
人数追加のおまけに1級ペリエール追加しましたがスケール感ある柔らかな果実味が特徴で格の違いを見せつけてくれました。
後半の赤は95年の飲み比べ。5)サントネーは熟成によりジャド赤の特徴のタニックさが和らいで飲み頃感が出てきてます、キノコやハーブ、黒果実の果実香に程よい熟成感あり上々の味わいです。またもやジャド大健闘(価格の割にいい仕事というか割安すぎw)。6)マルタンノブレは予想通り最も熟成進んでいてピークからやや下降線、こなれていて優しい味わいと出汁感。7)ジャイエジルは黒い果実と鉛筆とロースト香、ボリュームある味わいと余韻の長いタンニンでスケールを感じさせる逞しさ。8) JJCはまだフレッシュで艶やかな果実香、バランスのよい均整のとれたエレガントさで、うっとりする美しさがありました。9)ヴォギュエは期待値が高かったせいか、いつものヴォギュエより薄めでやや凡庸な雰囲気。可もなく不可もないが物足りなさを感じた。10) ノエラのシャルムは、黒糖やドライフルーツのよく熟した甘やかな果実香、酸とタンニンが溶け込んで果実味の個性が優勢、特級らしいボリューム感があるが奥行きはややあっけない感じ。 全体的には95年赤は枯れて飲み頃過ぎた感全くなくまだまだ若さを感じられるボリューミーなヴィンテージという印象でした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません