3/16(土)ブルーノジャコーザ特集会を開催しました
高田馬場のイタリアンでブルーノジャコーザ特集会を開催しました。参加人数は12名で会費12500円でした。お料理内容はコース4品+BYOプランで5000円です。
お料理
1) 前菜盛り合わせ
2) イカと季節野菜のフリット
3) イタリア産4種チーズのクリームソース “ファルファッレ”
4) NZ産仔羊のロースト バルサミコソース
ワインリスト
0) N.V. Pol Roger Champagne Brut Reserve 2本
1) 2016 Bruno Giacosa Roero Arneis
2) 2015 Bruno Giacosa Roero Arneis
3) 2014 Bruno Giacosa Roero Arneis
4) 2017 Bruno Giacosa Dolcetto D’Alba
5) 2015 Bruno Giacosa Barbera d’Alba
6) 2010 Bruno Giacosa Nebbiolo d’Alba Valmaggiore
7) 2005 Bruno Giacosa Barbaresco Falletto
8) 1999 Bruno Giacosa Barbaresco Falletto Asili
9) 1993 Bruno Giacosa Barolo Falletto
乾杯の泡はシャンパーニュ、ポルロジェは安定した美味しさでスタートには安心確実さがあります。
ジャコーザも泡は以前作ってましたが値段の割にイマイチだったのでリストに入れませんでした。
前半白はジャコーザ唯一の白品種アルネイスです。
アルネイスは早飲みタイプの白ワインですが、数年寝かせるとナッツや蜜のニュアンスが出て落ち着きある味わいに変わっていきます。3)の5年物でピークの気配。1年おきの垂直飲みでも十分差が感じられます。
4)ドルチェットはグルナッシュ的な青さとスパイシーさと黒い果実とフレッシュ感。アフターはなかなかエレガントなまとまり。
5)バルベーラは焦がしたローストとスパイス、ハーブ、ブラックカラントの香、ミディアムボディで心地よいタンニンと酸の余韻。
6)ネッビオーロは少し熟成した2010年。なめし革やきのこ紅茶、ドライフルーツの香、ミディアムライトで熟成したピノぽい感じにアルコール感を足したようなイメージ。
7)ここからメイン3本。バルバレスコ05年は鉄や紅茶と黒い果実の香、フルボディで飲み応えあるが酸やタンニンが滑らかに溶け込んだ存在感ある長い余韻。
8)バルバレスコ99年は7)より熟成香があり、より味わいのエレガントさが増した印象でまだまだ余韻もしっかり。
9)バローロ93年は紅茶や鉄さびや腐葉土、落ち葉の香、ボディはやや細身で余韻は短めだがエレガントな印象。
人気投票を行ってみたところ
1)~3)アルネイスでは2015年に人気集中。
4)~6) 低価格赤ではバルベーラに人気集中。
7)~9) 高価格赤では1999年に人気集中。と皆さんの意見はまとまった感じでした。
いずれにしても、どのワインも口の中で酸とタンニンがエレガントにまとまって角が立たず、心地良い余韻を楽しめる印象でした。
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